楽しい受験ライフ

大人も子どもも学びを楽しむための家庭学習ブログ

【高校受験】英単語を楽に覚えるおすすめ方法。暗記じゃないし忘れにくい、ついでに聞ける。

当サイトはamazonアソシエイトなどのプロモーションプログラムに参加しています: )

英単語はイメージと反復、五感で覚えると楽だよ

前に書いた【高校受験英語】不規則動詞は不規則だけどルールあり!グループで覚えると楽&英英辞書】の続き。

tanoshi-juken-raifu.hatenablog.com

英単語を覚える方法は、そんな難しくないです。
英語って習う科目じゃなくて慣れる科目じゃないかなと。
TOEICみたいなビジネスに使う英語となるとTPOとかレターの書き方とか、知識が必要になってくるんだけど。

さて、英単語です。

英単語を分解してイメージを作る

これは、漢字を操る日本人は得意じゃないかなあ。漢字は『偏とつくり』で成り立っていて、偏を見ると大体なにに関連している漢字かわかりますよね。水偏は水に関するとか、人偏は人に関するとか。

英単語も似たところがあって、単語を分解できて分解した言葉にも意味を持っている、というところは漢字に似ているなあと思っています。

例えば、

『pre』

これとか普通に日本でもプレ、って使われていますね。これがつく単語は、『前』を表していますよね。
例:preposition=前置詞。pre=前、position=位置、と読むとほぼ日本語と同じだという。

 

また、『dis- 』だとつつく言葉を打ち消しているとか。ディスる、ってちょっと前に使われだしましたね。

だいたいそういった意味なんだけど、
例:disagree… dis-agreeになるんだけど、Cambridgeの辞書を見てみると、

dis- prefix
UK /dɪs-/ US /dɪs-/

added to the front of some words to form their opposites:
from Cambridge Dictionary

ということでdisは頭に着けてそれに続く言葉と逆の意味を持たせる、ということで。これ見ると何となくイメージつく気がしません?

と、分解⇒イメージ、が作りやすい気がします。単語見るときにちょこっとどう分解できるかな? とみてみるとストーリー性も生まれるし、忘れにくいんじゃないかなーと。

↓こんな本もあります。

語源図鑑のサンプル

Kindleで試し読みできます⇒【英単語語源図鑑】。
英熟語図鑑もあるみたい。

最初から辞書は引かずにまずは大体のイメージと前後の文脈で読み進める

楽しい読書で長文読解も楽になる。ペーパーバックにチャレンジしてみると有効

やり方いろいろあると思うのですが、これは、暁が英国に留学中語彙力で悩んでいる時に、他の日本人学生から教えてもらったことを始めたら、苦じゃなくなったやり方で定着しました。これ以降、英文読むのは楽になりました。

暁は読むとき最初は辞書引かないです。
何となく文脈で読めていくと思うんですよね。わからない単語が出てきても話の流れは理解できるというか。

そうして読んでいると、何度か飛ばした単語の中でも同じ単語が出てくると思います。そうなったらその単語を辞書で調べてみます。すると、パズルがはまったときのようにさらに頭の中で描いていたストーリーが鮮明になるんですよね。

こうなったらこの単語はもう覚えたも同然です。
これは読解問題に出てくるような短文だとちょっと難しいかも。 ペーパーバックのような本で数ページ読んでいると起こる現象なので、そちらの方がやりやすいと思います。

ペーパーバックはハードル高いイメージがあると思いますが、読んだことある本から入ると面白いです。
暁はハリー・ポッターや、アガサ・クリスティーばかり読んでいました。
クリスティーは古本屋で買っていたので、単語や言い回しが昔すぎて、そのままネイティブに使ってみたらやめなさい、と言われましたが(~_~;)

Harry Potter and the Philosopher's Stone (Harry Potter 1)
ペーパーバック【Amazon 試し読み】

ダヴィンチコードは難しかったけど面白くて、ページめくる手が止まらなかったです。結構単語も読み飛ばしました(;'∀')


The Da Vinci Code (Robert Langdon) ペーパーバック【Amazon 試し読み】

 

英英辞書で調べてみる

で、英英辞書の出番の話です。

例えば、

『adore』
to love someone very much, especially in a way that shows a lot of admiration or respect, or to like something very much: from Cambridge Dictionary -
https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/adore

などと、英英辞書だとそのニュアンスが分かりやすいんですよね。説明文もそんな難しい単語でもないですし。

これはオンライン辞書でご紹介したのですが、大き目の書店に行けば英語学習者向けの辞書があり、そちらはさらにかみ砕いていたり、絵が入ったりしていてもっとわかりやすいです。

英語学習者向けはEnglish learner、とかBasicとか対象者レベルがわかるような言葉が表紙に入っているので、ぜひ本屋さんで探して使ってみてほしいです。

amazonだと、こんな感じの検索 でリストアップできるかな…

暁はイギリスで勉強したので、当時は現地で買ったOxford DictionaryのEnglish Learner用を使っていて、周りの友人はLongmanが多かったです。

使っていた英英辞書
暁が使っていた英英辞書。Oxfordはあんまり…と言われつつ使っていた。今見ると、Cambridgeの方が詳しくてわかりやすいかも(;'∀') Longmanは見たことがないけど、わかりやすいと評判でした

 

英英辞書サンプル
英英辞書サンプル。例えば用法の多い【get】。sb=somebody、sth=something。最初はこの固有の略語に?となるけど、慣れると彼らがどういう風に英語用語を表現しているかわかりやすい。

日本での英語教育はアメリカ英語が主流だと思うけどOxfordでもいいのかな…? アメリカで勉強する人は辞書何を使っているんだろ??

リストアップしたamazonアメリカ英語辞書もあるみたいです。レビュー見たり学校の英語の先生に聞くのがベストです!

英語音声&英語字幕で動画を見る

日本人は、学校の授業なんかで英文読むのは慣れていると思うんですよ。なのでreadingから入るのってアリだと思います。暁は単語だけでなく、言い回しや文法もreadingでスキルアップし、その後音読⇒フォニックス⇒speaking⇒listening という感じでした。

耳から入ってその音からスペルが思い浮かぶ(フォニックス)がベストなんですけど。
耳って年齢制限あると思うんですよ…(経験者)。

で、自分が発音できないのって聞けない。

テレビで字幕出せるテレビだと、海外ニュースとか映画とか、英語の字幕を出してみると、何話しているか目でわかるんですが、そんな難しい単語で話していないです。つまり、わかるけど聞けていない、ということです。

netflixとか割と簡単に出せますよね。
ちゃんとしたコンテンツじゃなくてもいいなら海外のyoutube英語動画&英語字幕もいいです。動画だと10分程度だから軽く見れるし、役立つ情報もたくさんあるし。

暁が留学したころはyoutubeなんてなかったので、テレビニュースと新聞が大体同じ話をしているので、朝のニュースを見ておいて、夕刊をスタンドで買って読む、ということをやっていました。

これに音読を加えたらもっと定着すると思います。ぶつぶつとシャドウイングするだけでも違うと思いますよ。

英語は頭で学ぶんじゃない、体を使って慣れるものと思う

こうやって、頭に叩き込むというよりは使って慣れるという方が楽だし、イメージ出来上がるから定着すると思います。

この方法、というか英語って別に年齢関係ないし、やりたいときにすぐやるといいです。
今はいろいろ便利なツールもあるので、やる気になれば高価なCDとかもいらないですし。

すぐやるとその分蓄積されるので、受検時期に勉強はあまり必要でなくなり後が楽ですね。主要教科の勉強が一科目減るというのはすごいことだと思います。

暁は留学のために仕方なく始めた英語勉強ですが、やり始めると日本との違いとか見つけて楽しいし、世界中の人と思いを伝えられるんだ!と気づいたときはやる気がでました。
年配の方でも語学にはまっている方っていますよね。始めるのは年齢関係ないけど、耳だけは若いうちに養う方がいいです。

やる気になるってのがこの教科の一番難しいところなのかも。