楽しい受験ライフ

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感想)公立中高一貫校受検を終えた今、適正検査対策の最適解を考える(2023年時点)

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なんだかんだとありまして。

目指していた公立中高一貫校受検は6年生秋に撤退し、願書提出前に幕を閉じました。

※ 中学受験、またとくに公立中高一貫校は年々方針が変わります。この記事をエントリーした2023年時点は、男女別の定員撤廃の学校が増えてきていると感じました。
このエントリーもいつまでも正しい情報ではないかもしれません。
合格のためには常に最新の情報を得てください。

自分なりの感想としては、最適解は一通り範囲が終わる小6夏ごろまでは私立向け対策。ただ実際に参入するかは小6春までに考える。公立中高一貫は併願校の一つとして考えるのがいいかと。

なお、我が家はフル共働きで、塾はアウトソーシングせざるを得なかったですが、塾無しママ塾のみで突破された方もあります。

うちが受検をやめた理由の根底は志望校のブレ

コロナ対策。侮ってはいけません。
そろそろ今年も夏休み前で合宿の話は出ていると思います。

我が家は小6夏休みに参加した合宿でまさかの感染となり、その後おうちにお持ち帰り、家族全員で感染です
(当初小6男子だけで封じ込められそうでしたが、うちのテキトー中3女子が「だいじょうぶっしょ」と甘い対策でまき散らし)。

まずは回復優先とし、小6男子は療養中は動画許可からの動画三昧、その後次々と家族が倒れてサポートどころか日々の生活もままならなくなり、だれもサポートする人がおらずそこからやる気だだ下がり、合宿で上がったクラスも一瞬だけでその後はモチベーションも順位も下げ続け、、、

 

とまあ、引き金はコロナ感染ではありましたが、結局は自分事ではなかったということです。
本人曰く、療養中も焦りはなかったようです。

低学年の時に行った文化祭であこがれた学校でしたが、コロナで文化祭など見学できなくなり、塾に勧められるままほかの学校の情報も見聞きするうちに、志望校がぶれてきたというのもあります。

さらに以前からのメンタル由来疑いの腹痛も頻回になり、過敏性腸症候群の診断となり。

秋までは夏の結果と本人の様子を見ていましたが、塾も受検に向け雰囲気が変わってきましたし、本人ともよくよく相談し専門の塾は退塾、近所の自学塾に通塾&自習にいっていました。

この段階でもう受験はないな、と思いましたが完全に投げ出すのも失敗した記憶だけが残ってよくないと思うので、公中検模試だけは自己新記録を目指して最後まで受け、無事自己新記録を出してそれでおしまい。

私立も一瞬考えましたが、受験しないということにして年末の模試を最後に終了しました。

具体的にどうすればよかったのかを考える

未就学児まではしっかり刺激のある遊びをする(勉強につながりそうなやつ)

これ、多くの教育者の先生方が「子どもは遊びの中で学べ!」とおっしゃっていると思います。特に花まるの高濱先生とか。

「しっかり遊べ!」

というのは

「しっかり刺激を受けて情報の受け皿を増やせ!(遊びで苦行感をなくせ)」

という意味かと。

遊びといってもデジタル画面越しだとバーチャルだし、
文字からだと刺激量が少ないし、
やはりリアルに五感から得られる刺激というのは長く残るものです。

暁は2回目の大学は美大だったのですが、人物デッサンするときはまず自分もモデルさんと同じポーズ取ったり、スケッチも実際に魚手づかみで描くとか、リアルな刺激はリアルな絵につながり、今でもよくその時の様子を覚えています。

文字情報よりかははるかに情報量が多い。=刺激につながる。

バーチャルな教材やゲームも結局触っているのはボタンや画面。

しかもどこかの人が作った決められたルールのコンテンツ内、つまり箱庭で遊んでいるにすぎません。

あと、競争力。これ絶対。
水泳、いいと思います。

五感という意味では楽器演奏もいいと思います。音感やリズムって英語学習に絶対役立つと思う(経験談)。

あと中女子は小1にピグマリオンやっていましたね。
トントンで図形作るのとかすごく好きでよかったです。授業料がなかなかでしたが。
また、学童的なサービスで近所の折り紙の達人が折り紙クラスをやってくれたのもよかったな。

全部付き合うには大人は忙しいけど、探せば都合のつくものもいろいろあると思います。

 

公文が受験に役立つかは先生次第だと思う

公文、うちは二人ともいっていました。

小男子は国算→算のみ、中女子(当時小学生)は算英→英のみ。

入るのが遅くて結果半年ほどで辞めたのですが、うちはどうかなあ…。

賛否両論ある公文。

これはもう先生次第なんだと思います。

公文ってあちこちありますが、必ずしもみんな同じようにしているようではなさそうで。いい先生の教室は遠方からも通っているお子さんの話を聞きます。

また、東大生の多くが公文出身者というのも、おそらく公文そのものよりかはそういうのに関心がある家庭環境、ということというのもあるんじゃないかと。

小男子は計算で少し変な癖がついて、中学受験塾に入ってからそれを正すのが大変でした。

中女子の英語は、、、ECCジュニアやオンライン英語の方が中女子には合っていたかな。

短時間の集中力をつけるのは経験出来てよかったと思います。

小6夏までは私立受験対策をする

まず前提として、今回は男子のパターンです。

女子は男子に比べて精神年齢が早熟といわれていますし、こつこつタイプの女子(例えばうちの中3女子タイプ)だと、また話が違ってくる気がします。

 

うちの小6男子:

  • 一応真面目だけどいきおいで一気にやる
  • 忘れ物大王
  • ノートぐちゃぐちゃ
  • めんどくさがり
  • 6割の力しかださない

という様子を前提とした話です。

今思えば我が子の場合の最適解は、6年夏休みまでは私立向け対策をする ですね。

 

最初から第一志望が公立中高一貫校の場合

受験対策に参入する最初から公立一貫校が志望校という場合、距離の問題だったり、学校の個性だったり、経済面だったりでここしかない、と志望校を4 年生や5年生、あるいは低学年の段階で決め打ちして受検に参入し、勉強開始するのかと思います。

でも、小4から小6って性格から意識から考え方からすごく変化があるんですよ。

体つきも。体毛も生えるし声がわりもしたし、見かけだけじゃなくてホルモンバランスが変わったんだな、というような雰囲気が変わります。

そして、考え方も変わります。
うちの子はバリバリ理系の様子だったのが、最近は歴史や文学も楽しみたいようです。

そして塾側も、そこが公立一貫対策塾だとしても公立単願はおすすめしないですし、塾内で自分の志望する学校以外の公立校や私立校の対策や卒塾生先輩のイベントをするため、他校の話も見聞きします。

また、模試を個人受験する場合試験会場は適性検査型試験を導入している私立中学校であるのも多く、子ども待ちの親のために受験に役立つ講演会や学校見学会が開催されます。

私立中学校の建物に入ると、やっぱり設備が充実していて洗練されていますし。
なので、志望校も目移りしがちです。私立に。

 

しかし、ずっと公立一貫向け受検対策だけをしていると、6年になって私転しようにも時既に遅し。適性検査型受検をしている学校しか受けられないと考えた方がいいです。

模試を受け続けていると、試験だけでも私立も受ける、という気持ちも芽生えてきます。公立はたいてい倍率が高く、単願はリスクが高いです。

子どもにしてみればそのプレッシャーはものすごいらしく、メンタルにとっても良くないようで。

こういうとき、私立向け対策をしていると個性豊かな私立校って本当にたくさんあって、選択肢も多く、志望校を増やすことも難しくないです。

公立中高一貫校って、本当に数が少ないですよね。

 

「でもうちは私立に行かせるほどお金がないし...」

はい、うちもです。

でも、最近はいろんな方法で助成を受けられます。また、高校になると高校無償化の対象世帯であれば、授業料は無償に。

また、学校のレベルとお子さんのレベル次第で、特待生狙いでいって授業料を安く抑えることも検討できます。

この辺り、私立のフェアや説明会で個別相談できるかと。

また、公立はどうしても倍率がすごいです。

落ちたら私立というのも、子どもにするとプレッシャーかかりすぎなくてメンタル的によいのではないでしょうか。

 

「公立中高一貫を受けるのに私立向けはオーバースペックじゃ」「教科横断型の適性検査対策に私立向け受験は不向きじゃ」

はい、私もそう思って計画的に4年生だけ私立向け、5年生から対策塾へ転塾しました。

結果、私立受験対策は有効であると思います。

国語の読解力、資料の読み取り力、計算力、またたくさんの知識を詰め込む体力、メンタル。

流されやすい子ほど私立向け塾の強靭な集団の中にいるとこれらの公立一貫受験に必要なベースが培われると思います。

適性検査型は小学校の内容しか出ないと言われており、学習面の知識に関しては実際その通りだと思います。

ただし実際の検査では、その知識をいかに適切に使いきれるか、普段の生活からも情報を豊富に得るほどの知識欲があるか、大人のような資料を使えているか(読み取りだけでなく最近作図も増えているようです)、意図を説明できるか、複雑な問題を前にして心折れずに素早く解法を導きだして正確に計算できるか(このスキル習得こそ私立向けの真骨頂かと)、長文を正しく読み取り答えを出せるか(横浜市立の南・サイエンスフロンティアの文系問題は1万文字だとか)。

などなど、実際に問題を解いてみると見えてくる別の問題があります。

これだけのことをカバーするための専門コースなのですが、マッチョな私立対策塾よりかはうちの塾はあっさりしている気がしました。

適性検査は新しい受験方式でまだそれほど整っていないので塾の対応も難しそう

他に感じたのは、やはり私立向け受験は公立一貫向けに比べ歴史が長く、塾も慣れていると感じます。

公立一貫向けは私立のように、国語、算数、理科、、、と科目別受験ではないので、うちも「結局何の対策をするのが効率的なの?」と何度も思いました。ありとあらゆる対策のために塾テキストの種類もすごく多かったです。一体今やっているこれは何をやっているんだろう?と親も混乱してしまったことも。

 

あとは家庭でどれだけ頑張れるか=親がどれだけ頑張れるか。もしくは自走できるか。

よく言われている「思考問題」というのも、私立受験対策の中で培われると思います。

実際、うちの塾では部分的に私立受験用の教材を使った学習が行われていました。

ちなみに、周りで合格したお子さんは、塾+個別で公立一貫の対策をしていました。

強いて私立対策でフォローできない部分を言うなら、作文とあゆみ対策ですね。

あゆみ対策

あゆみの評点(内申点)は願書を提出するときに小学校の先生に作ってもらう「調査書」で記載されます。

その評点は特殊な計算式で当日試験の点数と合算して評価されるため、公立中高一貫校受検では必須の対策となります。

受検する学校によりますが、5年生のあゆみの点数からカウントされるところが多いかなと思いますので、すでにその時点から試験は始まっていると考えた方がいいです。

私立受験では合否に影響を受けないため、落とし穴になりがちかと思います。

ちなみに、あゆみは、小学校や先生の方針で学校ごとに評価基準もバラバラなようです。

私立の中学受験のきっかけとして内申点を避けるというのもあると思いますが、将来にかかわる高校受験以上に、小学校の評価は意味不明な評価になる可能性があります(高校受験用は責任重大なのもあり、評価基準も厳密らしく、中学の先生も本人のためになるよう頑張ってくれているように思います)。

ちなみに最近大学受験も総合型選抜、指定校推薦などの割合が多いので、内申との付き合いは今後も続きます。

小学校の内申の評点は1~3の3段階あり大きい数字ほど成績が良いのですが、うちの小学校では、評点2が普通で3はまずめったなことではつかない、と学校側から保護者会のたびに何度も公言されていました。

そう、「主体的に学習に取り組む態度」というふわっとした項目にAがつかないと3にならないのです。

しかし、別の小学校出身でうちと同じ志望校の先輩ママさんからの話では、評点オール3だった、という話も聞いています。

また、とある先生に聞きましたが、あゆみでは評点が厳しかったとしても調査書で調整してもらえる、というのも難しいことかと。

というのは、中学校へ進学するときに小学校の先生は各児童の小学校時代の記録を引き継ぐ書類(指導要録)を進学先へ送るのですが、そこでの評点と齟齬が生じてしまうためです。

しかし、そうなればがんばって評価をあげればよいわけなので、学校に詰め寄るのはまた違うかなとも思います。

が、一生を左右するのに評価の定義が学校ごとにあいまいだなんて、というモヤモヤは晴れませんけどね…。

あゆみでよい評点を取るには学校の先生と会話をするといいです

あゆみ対策で一番いいのは「担任の先生に聞く」です。

先生によって小学生が受験をすることに反対の方もいらっしゃるとは思いますが、単純に学校での評価が上がるように頑張るのは先生としてもウェルカムですよね。

また、うちでは最初に先生と顔を合わせるタイミング、家庭訪問でお話し、その後面談やイベントのたびに先生とは話をしていました。

そこでうちでは「公立」の学校を受験するんだ、というのを強調しました。

範囲やレベルは小学校の範囲しか出ないが、知識の応用や表現力を見る、という話をするとご存じでない先生も多かったようで、私立受験との違いにびっくりされていました。範囲以上のことをやる私立受験とは違い、公立一貫の対策は公立小学校の先生にしてみると、小学校の勉強の延長に感じられたのかと思います。

このあたりのお話をすると、三者面談や家庭訪問ではとても時間が足らないと思うので、先生にアポイントのお伺いをお願いしてみておはなしがベターかと思います。

 

うちは5年生と6年生で雰囲気が結構違う担任の先生になったのですが、内申のために先生のお気に入りになる、というのも違うかと。

うちの5年生の担任の先生は、授業で手を上げられない子がいる、というのもよく理解されていてました(そういう子はノートで頑張ってくれたらこちらも見ています、と言われていました)。が、6年生の先生は、体育会系で前へ前へとくる子が好きそうでした。

ただ、どちらも基本的に先生は自分の担当する子供たちが好きで、うちが撤退の意思を伝えたときは、もったいない! と何とか頑張れないかと残念がってくれていました。

夢に向かって頑張る子を応援してくれていて、こういうところが難しそうだからこうしたら点数出るよ、などと具体的なアドバイスをしてくれたものです。

この「主体的な」の部分は高校受験、大学受験でも同じで、この対策は下準備だと思うと決して無駄ではないと思います。

主体的に学習に取り組む態度』の評価についての本はたくさん出ています。
主に中学校の先生に向けた指導的な本が多めですが、先生の着目点がわかるので参考になると思います。現場の先生も悩まれているのだと思いました。

あゆみ評点を無視する場合の偏差値

小学校ごとのあゆみ評価の方針は受験先では加味されず、実際に出た評点のみで判断される学校がほとんどかと思います(これは高校受験も同じ。内申が出やすい学校かどうかは判断基準にならない)。

とはいえ、ボーダーラインにいた場合は当日点がどちらかというと重視される学校が多いはずです。

また、学校によってはあゆみ評点を無視した当日点のみの枠もあるかと思いますが、首都圏の公立中高一貫校ではかなりの高偏差値になると思います。

私立向け塾で配布される各学校の合格偏差値表がありますが、あの中には公立一貫校もたいてい入っています。

そこで表示されている偏差値は、あゆみを無視した偏差値と取ってよいと思います。

 

作文対策

私立では作文がないことが多いと思いますが、公立一貫検査ではほぼ必須です。

塾で合格者の声というのがありますよね。

本人が書いた文章が乗ることが多いと思うのですが、ずっとSで私立対策をしてぎりぎりに公立対策塾に入塾して合格した子などの文章を見たときは、やはり書きなれてないなというのを感じました。

(普通の小学生の文章レベルでしたが、理数科学校に合格していたので、作文はあまり重視されていなかったのかもしれません。)

文章は書くことに慣れていた方が入学してからも楽だと思います。

またアウトプットするとインプットもまた容易となるので、やはり普段からやっていてもいいかもしれません。

そんな余裕ないよ~~なお子さんは、ケイティ先生のサロンやブンブンどりむあたりから慣れるのもいいかもしれないですね。

 

tanoshi-juken-raifu.hatenablog.com

 

銀本を周回する

公立も受検すると決めたら、できれば6年生の春ごろ、遅くとも夏にはいわゆる銀本(過去問集)に手を付けるといいです。

また保護者さんも早い時期に一度は何校か解いてみた方がいいです。どういう対策が必要か肌をもってわかると思います。

うちの公立一貫向け塾では早い時期から過去問から抜粋した内容の問題を始めていました。

銀本は全国の公立中高一貫校の過去問が年度ごとで一冊にまとまっており、引くほど分厚いので、うちでは学校ごとにばらして分冊しました。
この辺りはまた別の時に詳しく記事にします。

また、銀本は解説が全く不十分なので、それを補完するためのものが必要になります。子どもに与えて一人で任せられる本ではないのは間違いないです。

解説が豊富な似た過去問本もありますが、過去問は保護者さんなり個別指導なりで大人のサポートが必須だと思います。

銀本周回の目的ですが、だいたい適性検査型の試験は似た問題が全国のどこかで出てくるものだそうです。

なので、その形式になれるというのが目的。ですが、それに全く当てはまらない学校がいくつかはあるそうですが、さまざまな問題を解くことは意味があると思います。

 

 

倍率的に勝ち目がなくても受検対策をやったことはよかった

とまあ、いろいろと反省文を書いてきましたが。

うちは首都圏のかなりの高倍率の学校を志望していたわけで、あゆみも期待できないしやってもやらなくても意味はなかった、ということはないです。

やらなくてもよかったか、というとやってよかったと思います。
うちの中3女子の中1時代と比べると、それほど苦労せず定期試験の結果も出せていますし、日々の授業や課題もなんなくこなせ、担任の先生からは「提出物の質が高い」とすら言われました…! あのノートぐちゃぐちゃだった小男子が…!!

勉強体力もつき、資料の読み取りや文章のまとめ、作文対策などは、レポート作成で直接的に大いに役立っています。

また、退塾した公立一貫向け塾は高校受験コースもありますが、そちらでは私立残念組&一貫対策組が席次の最前列をしめていると聞きました。
たとえ残念だったとしても、貯金はあるということだと思います。

まとめ

とまあ、自分なりの公立一貫対策の最適解を考えてみました。

いずれにせよ、私立受験同様大人のサポートは必須です。

一番のリスクは、途中で進路変更です。

 

私立⇒公立一貫
の変更は勉強としてはほぼノーダメだと思いますが、

公立一貫⇒(6年になって)私立
は致命傷になりかねません。

また、私立対策中でもあゆみの対策は必須です。

志望校にもよりますが5年生からの評価が必要になることが多いので。

ですので、どっちかに絞る方が本当はいいのですが、公立対策一本で絞る場合は併願校として適性検査型の私立校をよく調べておく、もしくは高校受験の選択もしっかりと調べて検討しておくべきです。

公立中高一貫校は人気ゆえに合格率も低いです。

子どもには不合格になったときのことは一切考えさせず一目散に合格に向け突っ走ってもらい、親はこっそりと落ちた時のことを考えて下準備をしておくのがよいと思います。

余談

ちなみに、我が小6男子⇒中1男子は通っている地元中がのびのびしており、小学校の友達と一緒に過ごし、まだ数か月ですがメンタル的にも成長してきました。表情も豊かになり、ダメダメだった生活面もしっかりしてきました。

今はWに通っていますが面倒見のいい校舎で、小学生もWにしておけばよかったと思うくらい合っています。Wも公立一貫対策をやっているのでもしかするとWが正解だったのかも…?とも思いました。もう終わった話ですが。

公立中高一貫校といっても全国津々浦々でずいぶん対策が違います。同じ首都圏でも都立とおとなりの神奈川で結構違います。
神奈川県内でも横浜市立と神奈川県立でかなり違うようです。

Wで10年以上公立一貫指導をされたケイティ先生のお話が参考になるかと思います。

 ↓

公立受検は私立とはまた違う過酷さがあります。倍率を見ると大人でも心折れます。

一人でも多くの小学生が合格しますように。