楽しい受験ライフ

大人も子どもも学びを楽しむための家庭学習ブログ

Youtubeにはまると勉強したのがなかったことに!?(((( ;゚Д゚)))中学受験とゲームとアニメとyoutubeと

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子どもはたとえCMでも見る。環境づくりは親の役目にしています

受験するのにリビング学習ってはかどるの?その方法は?

最近の小学生は忙しい。忙しいのでその合間を縫って勉強に時間を当ててもらいたいのはどの親も同じだと思います。

でも、フツーの意識低い系のうちの小4男子は、遊び>勉強。ほんの数分でも遊びます。

本当に受験するの?ママは地元中学でいーんだけど?!って言うと、本人はあまのじゃくなのか本心かは知りませんが、受験する!と泣きながら訴えてきます。

そういう私も、テレビがついた部屋で宿題しているとCMでも見ていたなあ…と、思い出すので、本人のやる気があるうちは親がそのやる気に沿った環境を作ってやるべき、と思うのでした。どうしても、子供は動くものに目が行っちゃうしね…。

そうなると、リビング学習するよりも勉強部屋で静かにやらせる方がよいのでは?! と思ったりもしたものですが。

いつだったか忘れましたが、私の敬愛する心のメンター、西村則康先生も「リビング勉強はお勧めします、ただし言語系の雑音はNG」というようなことを言われていました。

親の目が届きやすいというのと、生活音がする中での勉強するのは、受験本番でも周囲の雑音を気にせず集中する力をつけるとか。でも言語系の雑音(テレビの語りやおしゃべり)は、意識がそっちに行くのでだめだそうです。

受験生にとって環境作りは大事

そんな誘惑に弱い子のいる我が家のリビングは、PS4が2台、Switch2台、NetflixAmazonビデオ・dアニメ・Youtubeなどがつながるネットテレビが1台、デスクトップPC1台、タブレット1台、スマホ数台…という環境。

パパがその方面のお仕事なので、勉強やリサーチのために一通りそろえる必要もあり。しかし子供にしてみればただの誘惑です。この環境を変えるところから頑張りました。

自分の時代の価値観で話すあまり中学受験に乗り気でない(週テストも大変だからイヤという)パパには反対されました。が、小男子の涙の決意を信じた母は、小男子のために大ナタを振るい、ゲーム機はそれぞれ1台メルカリ行き、インターネットは専用のキットを導入して親が管理、残るゲーム機やタブレットスマホも見守り機能で管理、ということににしました。

管理がきついと職場の人には言われましたが、小学生・中学生なんて人生経験浅すぎて魑魅魍魎のうごめくネットの海になんの装備もなく放り出す方が罪です。親は最後の砦なのですから。自衛しないのにネットやゲームが悪いといっても意味がありません。

本当はテレビも捨てて静かな空間を作りたいくらいですが、パパの機嫌を損ねないようそこはググっと我慢…(パパとの戦いについてはまた後で書きますが…)。

具体的に何のツールを使ったとかは、ちょっと長くなるので次回へ続きます。

デジタルコンテンツと勉強時間の最適バランスとは?

1日Youtube1時間まで!というルールがよくあるかと思います。でも、その1時間っていう根拠は何でしょう? あまり理由がないけどそのくらいがちょうどいいとか?

このあたり、あの脳トレで有名な東北大の川島隆太先生のご著書が参考になるかと。

なんとなくはっきりとした根拠もなく言われてきた、 Youtubeやゲームのやりすぎはよくない、というのが大規模調査により判明した内容です。

スマホやりすぎはだめというのはわかりますが、それは単純に時間がその分取られるからと思ったらそういうことではないようです。 デジタルコンテンツやSNSを多用すると勉強したのがなかったことになるという、読むと青ざめる内容です。

スマホが学力を破壊する 川島隆太著

2010年より急速に普及したスマートフォンは日本人の生活に深く浸透し、街中を歩けばスマホを使う人を見かけないことのほうが珍しくなった。しかし、その使用に付帯するリスク、とりわけ子どもたちによる長時間使用の危険性や、成績に及ぼされる影響についてはあまり知られていない。


本書は7万人の子どもたちを対象に、数年間にわたって行われた大規模調査の結果を基に、スマホやアプリの使用がもたらす影響を解明し、スマホ使用のリスクを正面から論じた、現代人、とりわけ全保護者必読の一冊である。


【目次】はじめに/第一章 スマホを使うだけで成績が下がる!?/第二章 睡眠不足が成績低下の原因か/第三章 スマホが先か、学力が先か/第四章 LINE等インスタントメッセンジャーの影響/第五章 テレビやゲームの影響/第六章 どれだけの生徒がスマホ等を長時間使用しているのか/第七章 勉強中のスマホ使用の実態/第八章 メディア・マルチタスキング/第九章 スマホが脳発達に悪影響を与えている?/第一〇章 スマホの依存度評価/終章 スマホにまつわる雑感/参考資料/おわりに

Amazon Japanより

何となく言われてきたことを証明した、というのはすごいことだと暁は思いました。 それって、なんとなくいるかも? と噂レベルの話、例えばお化けの存在を証明した! というようなことですよね。

我が家は小男子以外全員課題図書として読ませました。小男子にはポイントポイントで読み聞かせ。小6になったら読ませるとよいのかも。図表が多い本ですが、受験に図表の読み取り能力は必須なので、いい練習にもなるかと。

暁なんて二人しか子育てしていないし(つまりn=2)、なんとなくな感覚、主観や感情とは違い7万人の小中学生という大規模調査の科学的根拠に基づく内容なので、我が家はこの本の調査結果にのっとって時間を決めています。