モノグサとは。
ずっと気になっていたんだけど、塾や学校だけだと思っていたモノグサ。
個人利用もできるようになった(?)らしい。塾に使えるようにしてください!といつ言おうと思っていた矢先でした。
モノグサとは、解いた問題の様子から、AIが回答にかかった時間とか間違いとかで定着度を判定し、反復させるツールです。
実はアカウントを作れば個人利用できるので、暁が問題集をどんどん入れていっています。
5教科で対応できるようなので、そのうち漢字とか、英語とかも入れたいなあ…。
算数も数式で入れられるらしい…。
選択、文章穴埋め、書き順、speakingなどもできるらしい。
でもまだツールが安定していない?のか、大丈夫なのは選択問題かなあ。。
穴埋めは図が入らないとか、いろいろ制約が入ったりするので、なんとか選択問題でできるように問題作っています。
市販の問題集を入れていけば、暗記系の間違いノートはもうモノグサにお任せ! でいいと思う。
勝手に〇△×をつけてくれて親はそれを眺めるだけでOK。
出来上がった問題はこんな感じ。
気になる効果は?
それが、結構いいのですよ…効果が。
試験範囲の問題をモノグサに入れると、やはりタブレット学習って子どもにすると負担が軽いようで、まず嫌がらずにやってくれる。すぐできるので隙間時間にやれる、定着していないところだけ反復、ということでいい感じです。
やった週とやってない週では明らかに小テストの結果が違います。
問題を作るのがちょっと手間なんですが、効果があるので間違いノートを作ることを考えると頑張れる気がします。
デメリットは?問題作りって大変?
無料で使えるので、実質的なデメリットは特にないと思います。
あるとすると、電気が必要な解きなおしノートになるので、電池切れたらできない、とかでしょうか…。
あと、問題を作るのがちょっと大変!なれれば大丈夫だと思うのですが。
Excelなどで一気に作ってCSV形式で一括アップロードもできるのですが、ファイルの作り方が一癖二癖あるので、最初はすごく時間がかかりました…。
暁が行きついた方法はこれ
1.問題集をAdobe Scanでスキャンする。
クリエイティブ業界では泣く子も黙る、王者Adobe社のスキャンアプリです。安心してインストールできます。
これをスマホやタブレットにインストール。
その後問題集をアプリのカメラで撮影すると、スキャンしたようにくっきりとしたものが取れます。暁はAdobe IDを持っていてクラウドが使えるので、スキャンしたものを切り取るのはパソコン上でやっています。
これが
↓
こうなります。角は自動でとってくれますが、ずれるときもあるのでその時は手動で修正。
図がくっきりしなくてもいいという方は、このアプリは使わず、普通に写真撮影⇒図を切り出し、でOK。
2.モノグサアプリをインストール
公式サイトの一番下に、iOS、Androidそれぞれのボタンがあるので、そこからインストール。
ダウンロード後、アプリから新規登録をします。
3.Bookを新規作成して、問題をどんどん入力!
1のAdobeで問題集をScanした場合、ちゃんときれいに撮れていればOCR機能が働き、ドラッグすることで問題集中の文字を選択できるようになります(無料版は1ファイル20ページまでのスキャンで可能)。
選択した文字をコピペで問題に移します。
答えも一緒に入れていきます。解説も入れられるのですが、どこまで手間かけるか…。
4.最後に「公開」にして子どもに解いてもらいましょう!
大変なところは問題をモノグサにフィットさせること
そのままコピペだと問題として厳しい仕上がりに
最初はいろいろ迷うと思うので、FAQやマニュアルを熟読するようになりますが、使い方自体は慣れると基本は変わりません。
それよりも、問題そのものをモノグサで使える形にする方が手間取ります。
基本的に1問1答形式なので、大問一つの中の小問それぞれに図をつけたり、前の問題を解いたうえでの問題、という形式だと小問それぞれに同じ図をつけたり、意味がつながるように文章を変えたりという作業が発生します。
モノグサを使う目的を考えると、どの程度作りこむか見えてくる
と、慣れるといい感じの学習アプリなのですが、多機能でもあるためどこまで手をかけるかというのも重要に。
作りこむと結構時間がかかります…。
うちは、解説は入れていません。解ける問題もあるし、解けなかったらそれは解説本を読んでもらおうと思っています。
とにかく、最適な間隔で反復学習をするということに重点を置いているので、完璧な仕上がりは目指していないですが、十分効果は出ています。
親の負担は結構ありますが、どうせやるなら結果出してほしいので、我が家は引き続きモノグサを使い続けようと思います!